イギリスにおける女子の科学学習促進を目指した「介入プログラム」の特徴―GISTプロジェクトの成果を中心に―
『日本理科教育学会 第56回全国大会 奈良大会論文集』,233頁,日本理科教育学会 第56回全国大会実行委員会,奈良教育大学
女子の理科学習促進に関する研究を1970年代から先導してきたイギリスにおける3つの施策,GISTプロジェクト,Salters’カリキュラムプロジェクト,SLIPPプロジェクトを分析し,それらの具体的な方策の中でも特に教師教育の視点からのワークショップや,教師同士による教室観察とフィードバックなどが理科授業そのものを変える大きなファクターとして重視されていることを見出し,日本への導入を検討しなければならないことを論じた。
佐藤結美,大髙泉