地域と連携した学校環境教育の推進―藤沢市「教育文化センター」による事業を事例として―
『ドイツ・アメリカ等の学校教育における環境学習・カリキュラムのシステム化の研究―地域との連携による環境学習資源の有効活用をはかって―』,平成15~17年度文部科学省科学研究費補助金 基盤研究(B) 研究成果報告書(研究代表者 大髙泉),167-174頁
神奈川県藤沢市の教育文化センターの事例から,地域と連携した学校環境教育の連携のあり方を考察した。この教育文化センターにおける環境教育のための事業として,環境教育研究部会による研究や,『藤沢の自然』の刊行,教職員のための研修講座の開催,「藤沢メダカの学校をつくる会」や「藤沢市科学少年団」への協力等,様々な取組がなされていることを報告し,自分たちの暮らす町をより深く知ろうとすることが,環境教育・環境学習をより身近なものへと展開させることにつながることを見出した。
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