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基本情報 |
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氏名 |
杉田 正明 |
氏名(カナ) |
スギタ マサアキ |
氏名(英語) |
SUGITA Masaaki |
Equalization of the Occlusal State by Wearing a Mouthguard Contributes to Improving Postural Control Function.(査読付)
Applied Sciences13(7), 4342; https://doi.org/10.3390/app13074342
目的 本研究の目的は,マウスガード装着による咬合接触状態の均一化が,姿勢制御機能に及ぼす影響を明らかにすることである.方法 参加者は、トレーニングを受けていない成人23名、体操選手11名、重量挙げ選手10名である。カスタムマウスガードを製作し、軽い食いしばりですべての歯が均等に接触するように調整した。マウスガードを装着した場合と装着していない場合の立位姿勢制御機能を重心動揺計で測定した。評価指標は,足の重心(COP)の前後(COP-FB),左右(COP-LR)の変位,COPのフルクチュエーションの軌跡で囲まれた面積(COP-Area)であった.参加者間およびマウスガード条件間のCOP変位の差は、分割プロットデザインを用いて分析した。結果 COP変位は、訓練を受けていない成人→重量挙げ選手→体操選手の順で有意に減少した。マウスガード装着によるCOP変位の差は、重量挙げ選手のCOP-LRとCOP-Areaを除くすべての指標で有意であり、マウスガード装着時のCOP変位は小さかった。結論 マウスガード装着による姿勢制御機能への影響は,ウェイトリフティング選手よりも未訓練成人や体操選手で顕著であり,マウスガード装着による咬合状態の均等化が姿勢制御機能の向上に寄与することが示唆された.
Mutsumi Takahashi, Yogetsu Bando, Takuya Fukui, Akiko Maruyama, Masaaki Sugita
Applied Sciences13(7), 4342
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