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基本情報 |
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氏名 |
杉田 正明 |
氏名(カナ) |
スギタ マサアキ |
氏名(英語) |
SUGITA Masaaki |
Reconstruction of walking motion without flight phase by using computer simulation on the world elite 20km female race walkers during official race. (査読付)
Gazzetta Medica Italiana - Archivio per le Scienze Mediche181(5):303-14
本研究の目的は、flight期を伴わない歩行動作の基礎的知見を得ることである.2005年および2007年に開催された世界陸上競技選手権大会の女子20km競歩において収集された22名の世界エリート競歩選手の3次元全身座標データに対して、2種類のコンピュータシミュレーションを実施した。その結果,ほとんどのエリート選手において,リカバリーフェーズ時間がサポートフェーズ時間よりも長くなっていることが分かった.そこで,エリート競歩選手のリカバリーフェーズをサポートフェーズの時間と同じにすることで,フライトフェイズを減少させるシミュレーションを、また、サポートフェーズの開始を対側脚のリカバリーフェーズの開始と一致させることで,フライトフェイズを減少させるシミュレーションも行った.その結果、リカバリーフェーズを短くするシミュレーションでは,歩行速度は実データと同じであった.しかし,股関節と膝関節の関節トルクは実測値より大きくなった.また,支持相の時間を長くしたシミュレーションでは,歩行速度は実データと同じであった.また、膝伸展筋と股関節屈曲筋のトルクは実測値よりも小さく、サポート期終盤の足首と膝の関節トルクが実測値よりも大きく、回復期初期の大きな前方旋回速度に寄与していることが明らかとなった.
Koji HOGA-MIURA, Ryotaro HIROKAWA, Masaaki SUGITA, Yasushi ENOMOTO, Hirosuke KADONO, Yuta SUZUKI.
Gazzetta Medica Italiana - Archivio per le Scienze Mediche 181(5):303-14,2022.
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