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基本情報 |
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氏名 |
杉田 正明 |
氏名(カナ) |
スギタ マサアキ |
氏名(英語) |
SUGITA Masaaki |
Straight Jump Landing Position of Trampoline Gymnasts with Stable Occlusal Balance Reflects Standing Postural
Control Function.(査読付)
Appl. Sci. 2023, 13, 6689. https://doi.org/10.3390/app13116689
本研究の目的は、咬合バランスが安定したトランポリン体操選手の連続ストレートジャンプ時の着地位置と立位姿勢の安定性の関係を明らかにすることである。参加者は、健康な男性10名(BMI:18.5~25.0)、トランポリン体操選手10名(競技経験:12年以上)で、全員が安定した咬合バランスを有していた。姿勢制御機能を評価するため、開眼および閉眼状態で足圧中心の前後方向(COP-FB)および左右方向(COP-LR)の変位量を記録した。トランポリン競技者については、連続10回の直線ジャンプの着地位置を記録した。ベッドの中心からの前後方向(H-FB)および左右方向(H-LR)の水平変位が記録された。参加者グループ間および視覚条件間のCOP変位の差異を,COP変位と着地位置の相関関係とともに分析した.目を開けた状態でのCOP-FBは、トランポリン体操選手では健康な男性に比べて有意に小さかった(p < 0.05)。COP-FBとH-FB、COP-LRとH-LRの間には有意な強い正の相関が見られた(p < 0.05)。トランポリン体操選手の姿勢制御機能は、開眼状態において健常男性よりも優れていた。咬合バランスが安定したトランポリン体操選手のストレートジャンプ時の着地位置は、立位姿勢制御機能を反映していることが示唆された。
Mutsumi Takahashi, Yogetsu Bando , Takuya Fukui , Akiko Maruyama and Masaaki Sugita
Appl. Sci. 2023, 13, 6689. https://doi.org/10.3390/app13116689
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