2017 年、2018 年および 2019 年の全国高等学校総合体育大会(インターハイ)陸上競技入賞者を対象に、石井らの作成した調査票(石井ら, 2005)を一部改編したものを用い、郵送法によるアンケート調査を実施した.サプリメント使用率は男子選手で 63.2%、女子選手で 45.7%であった。男子選手の平均摂取品目は 2.4±1.8 であり、女子選手の 1.9±1.4 よりも高値を示した。女子選手では、サプリメントの摂取を肯定的に考える者は 2017 年で 78.4%、2018 年で22 73.0%、2019 年では 65.2%と低下していた。