トランポリン選手における咬合接触状態と姿勢制御機能の関連(査読付)
スポーツ歯学23(1):14-20
トランポリン男子選手12名の咬合接触状態と姿勢制御機能との関連性を検証し、健常成人男性11名と比較した。その結果、咬合接触状態と姿勢制御機能との関連性は対象によって異なり、マウスガード装着による咬合の安定化が姿勢制御機能に与える影響は健常成人よりもトランポリン選手で顕著に現れることが明らかとなった。さらに、咬合接触状態の均等化はトランポリン選手の姿勢制御機能の向上に寄与することが示唆された。
坂東陽月・高橋 睦・福井卓也・丸山章子・杉田正明
スポーツ歯学23(1):14-20, 2019.