ジュニアバドミントン選手の咬合状態と握力の関連性 Relationship between occlusal state and grip strength of junior badminton players
日本スポーツ歯科医学会第30回総会・学術大会
本研究の結果、ジュニアバドミントン選手の咬合状態と握力との関連性を調査した結果,良好な咬合状態は高い握力の発揮に繋がることが示唆された。顎口腔領域の発育期であるジュニア選手に対して咬合状態と握力を測定しフィードバックを行うことは,口腔への関心を高め,健康管理の一環として口腔ケアを認識させる一助となる。今後は,咬合が身体平衡機能に及ぼす影響を含めてスポーツ歯科啓発活動を続けていきたいと考えている。
高橋 睦、坂東陽月、杉田正明