高校陸上競技選手を対象にした質問紙調査の実施計画
陸上競技研究紀要17: 229-236,2022
本連盟科学委員会では、2004年からインターハイの入賞者を対象に、過去の運動経験、体調、食習慣、心身の状況等について質問紙調査を実施してきた。しかし、インターハイ入賞者のみを対象にしていたことから比較対象が無く、全国上位選手の特徴を十分に明らかにできなかった。また郵送にて提出する手続きであったことから、データの回収率が低いなどいくつかの問題点もあった。 そこで、今後の高校陸上競技選手の強化や普及に関して有益な情報を得るために、質問内容や実施方法などを大幅に見直した。
渡邊將司、森丘保典、須永美歌子、酒井健介、山本宏明、杉田正明