「律動」におけるピアノの弾き方、また選曲の仕方は学生にとって単にピアノを弾いたり弾きうたいすることとは、また別の意味での難しさがある。音楽やリズムを相手に感じさせ、動きを見なが弾かなけらばならない。現職教育の場でもそのことについて実践することもしばしばである。学生時に、そのような技術を身に付けていることは理想的であるが、時間的にも難しい現状がある。そういう中で、期末授業の1回をその実践に当てた実践例を紹介。1曲を様々なリズムで表現する方法は、各律動のための曲を探すよりも効率的であるし、更にこどもの歌から選曲できれば、こどもたちも喜んで音楽に合わせ、リズムを感じることができる。その方法と例を挙げての紹介を実際に演奏してする。
また編曲について、ピアノの表現力の可能性を示すために「ソーラン節」を題材として4種の編曲(中島龍一編曲)を実演する。