「J.S.Bach作品の編曲技法を探る」
全国大学音楽教育学会(日本学術会議協力学術研究団体) 中部地区学会 平成20年度後期研究会 椙山女学園大学
音楽のあらゆるジャンルにおいて、編曲作品は数多く存在する。保育者養成校においては、現場で子どもに教え伝えるために多くの歌や曲を学ぶが、その時に大切なのは曲に対する理解とイメージである。それが、表現する喜びへと発展していくことが大切である。バロック音楽の集大成を成したバッハの作品を自編曲の「マタイ受難曲・コラール」とブゾーニが編曲した「トッカータとフーガニ短調」を演奏することにより、合唱曲とオルガン曲からピアノへの編曲による表現の追求というところに焦点を当てた。