ハンドボールは、「走る」「跳ぶ」「投げる」の重要な運動の基本要素が含まれている。身体接触も許されており、「球技の格闘技」ともいわれている。
20m×40mのコートの中で、各チーム7名(GKを含む)の両チーム14名が、瞬時に様々な駆け引きを行う。相手や自分に負けないトータル的な能力の発揮が求められる。戦術は「チェス」に例えられることもある。
あらゆる身体的能力を駆使し、チーム毎の戦術を持つ団体球技において、試合中に普段の実力を発揮できるか?心理的側面の何に起因するのか?を探ることが研究テーマである。
チームでの立ち位置、姿勢、行動、ものの見方や考え方などの能動的な変化は、自らの成長を促すものではないだろうか。