短報・チームスポーツにおける集団生産性を高める試み -A大学ハンドボール部女子を対象として―(査読付)
日本体育大学紀要 第47巻・第1号
大学ハンドボール部女子部を対象として、Steiner(1976)が考案した「集団の生産性」理論を基に、集団になることの「メリット」と「デメリット」を調査検討した。「メリット」としては「目標共有」「組織力形成」「他者との相乗効果」などが挙げられ、「デメリット」としては「他人任せ」「消極的姿勢」「意思統一の困難さ」が挙げられた。改善策として、「コミュニケーション」による信頼関係構築が重要となる。
大久保瞳・高井秀明・平山浩輔・辻 昇一
p.103~p.107