第18回〜24回柔道整復師国家試験における一般問題の出題分析ー柔道整復理論245問の分析よりー(査読付)
日本体育大学紀要46(1),39-44
第18回から24回の柔道整復師国家試験において出題された一般問題245問を、柔道整復師国家試験出題基準(柔道整復師研修試験財団編)に基づき分類し、その出題傾向を分析した。総論、各論とも骨折からの出題が多く、特に総論では骨折の中でも特定の項目に出題が偏る傾向がみられた。また複合問題が27.8%出題されていたことは、単一項目について理解を深めるだけの学習では不十分であることを示唆している。
服部辰広、久保山和彦、猪越孝治、松田康宏、大曽根舞、伊藤譲