大学女子サッカー選手に対する足関節捻挫の実態調査(査読付)
日本臨床スポーツ医学会誌24(1),58-65
本研究は,大学女子サッカー部に所属する選手に対してアンケート形式の調査を実施することで,足関節捻挫の実態を把握することを目的とした.調査結果から,足関節捻挫の既往がある選手の80%以上に何らかの症状が残存しており,競技パフォーマンスの低下につながると考えられた.また,足関節捻挫の治療に対する選手の意識も低く,充分なリハビリテーションが行われていない可能性があると考えられた.
服部辰広、櫻井規子、矢野晴之介、平沼憲治