学術論文

基本情報

氏名 服部 辰広
氏名(カナ) ハットリ タツヒロ
氏名(英語) HATTORI Tatsuhiro

名称

回外筋と橈骨神経の関係について

単著・共著の別

共著

発表年月

1999/11

発表雑誌又は発表学会等の名称

東京都専修学校各種学校協会研究紀要36,73-79

概要

肘部から前腕にかけての回外運動時痛や運動障害の機序についてその解明の一助とするため、回外筋の形態と橈骨神経の走行について、前年度に引き続き詳細に調査した。東京慈恵会医科大学の系統解剖実習屍体45体82肢の上肢を剖出し、観察と計測を行い、前年度の計測値と併せて2項目の指数を算出した。回外筋を貫いているトンネルの長さは短いもので14mm、長いものでは61mm平均で39.4mmの長さに亘っていた。計測対象である回外筋と橈骨神経の立体関係は非常に複雑であるが、神経周囲の構造によっては神経にかなりの機械的刺激が加わることが伺えた。

共著者

樋口毅史、服部辰広、加藤征

掲載ページ数

東京都専修学校各種学校協会研究紀要36,73-79