柔道整復学・理論編の改訂に伴う柔道整復学教授内容の検討−第6版における改訂箇所(総論)の調査より−
第28回日本柔道整復接骨医学会
2018年の教科書改訂を踏まえ、今回、最新刊である理論編(第6版)の改訂箇所の調査を行った。第5版と比較して改訂された箇所は全部で112箇所あり、これらを「追記」、「削除」、「変更」の3パターに分類したところ、「追記」が53箇所、「削除」が32箇所、「変更」が27箇所みられた。教科書、参考書、学術書などは分野を問わず、各学問領域の発展に伴い、時代とともに記載内容が変化し得る。そのため、教授側は内容を十分に理解し、それを学生に分かりやすく伝えることが重要であると考えられた。
服部辰広、伊藤 譲、松田康宏、樋口毅史、久保山和彦
第28回日本柔道整復接骨医学会(抄録p.128)