橈骨遠位端部骨折の統計学的考察
第16回日本柔道整復接骨医学会
橈骨遠位端部骨折は高齢者に好発する骨折で、その発生件数は年間9万件ともいわれる。本研究は、接骨院、整形外科医院に来院した橈骨遠位端部骨折102症例について、発生時期、年齢、発生原因、骨折型、合併症などの8項目を調査し、先行文献との比較、検討を行った。検討の結果、同骨折の発生は転倒が大きな要因であり、転倒予防の重要性が示唆された。
服部辰広、蓮沼鉄也、浅谷健介、櫻井規子、山下昌一、樋口毅史
第16回日本柔道整復接骨医学会(抄録p.384)