体操の運動強度に関する基礎的研究 -立位・椅座位姿勢の違いによる比較-
日本体育大学紀要33巻2号
本研究は、修士論文「体操の動作別運動強度」で取り組んだ内容の一部を報告したものであり、特に「ラジオ体操第1」「ラジオ体操第2」「みんなの体操」を立位および椅座位姿勢で実施した際の生体負担について検討したものである。その結果、下肢の機能低下により、立位姿勢での運動が困難と思われる高齢者や医療回復者には、椅座位姿勢による体操の実施が有効であることが明らかとなった。
伊藤由美子、園田高一、荒木達雄、伊藤孝
p.97~p.107