研究内容のキーワード

基本情報

氏名 新里 知佳野
氏名(カナ) シンザト チカノ
氏名(英語) SHINZATO Chikano

研究内容のキーワード

戦後における女子剣道,撓(しない)競技,国際化

研究内容

本研究は戦後日本の剣道が復活する過程において女子のために剣道がどのように受容させられていったのか、またその後女子剣道がどのように普及進展していったのかに着目して検討するものであった。
戦後日本における女子剣道は、剣道の復活を果すべく試みられたしない競技が男子のみならず女子に実施されたことで、剣道への関心が女子にも次第に高まった。昭和39(1964)年に東京において開催された第18回オリンピック競技大会では、公開競技として日本女子剣道が世界に向けて発信された。現在では世界剣道選手権大会において女子個人戦及び団体戦が実施されるまでに至った。ここに戦後日本における女子剣道は国際的隆盛をみることができるといえる。