Historical Study on Changes of the physical activity programs in the Japanese Recreation Congresses
The 2020 Yokohama Sport Conference
本報告では、日本厚生大会(第1回-1938-東京市、第2回-1939-名古屋市、第3回-1940-大阪市)の演技種目の変遷を、各大会報告書を参照しつつ考察した。各大会では、準備委員会のほとんどが開催都市関係者であった。第1回大会では相撲と軟式野球が、第2回大会では運動競技5種目と集団的な活動(体操や行進)が、第3回大会では集団的な活動(体操や行進)が主要な演技種目とされた。大会演技種目の採用には、従来その主体とみられてきた日本厚生協会ではなく、開催都市の思惑が反映されていることを示唆した。