スポーツ史学会第33回大会シンポジウムを聞いて
「ひすぽ」No105、スポーツ史学会
本稿では、「近代オリンピック大会史におけるドイツと日本の役割」と題したスポーツ史学会第33回大会シンポジウムについて筆者の所感を述べた。日本は、ヨーロッパの身体運動に日本的な精神を掛け合わせつつ、世界の身体運動を牽引してきた。2020年東京オリンピックを目前に控えた今日日本のサッカー競技もまた、競技力と競技の精神の両面にわたって世界のレベルを牽引する立ち位置へと移行を図っていくべきではないか。
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