長すぎた春が落とす暗い影―過去の交際期間の長さが配偶者としての魅力に及ぼす影響―
東京都立大学人文学報 No.519-4
本研究では,交際期間が適度に長い場合と非常に長い場合とでは配偶者としての望ましさの評価に差が生じることを示し,交際期間は長ければ長いほどよいというわけではないことを明らかにした。交際期間の長さによる配偶者としての望ましさの評価への影響には参加者自身にパートナーがいるかどうかが関連しており,配偶者獲得への動機づけの程度によって情報の利用のされ方が異なっている可能性が示唆された。
天野陽一・若尾良徳
共同研究につき本人担当部分抽出不可能