異性にとっての望ましさの推測―交際期間・空白期間の情報による影響の検討―
人文学報(首都大学東京) 512-4, p.57〜p.67
異性としての魅力を評価する際に相手の交際期間・空白期間の情報が影響するという先行研究を受け,同性に対する異性からの評価を推測する場合に異性による評価のパターンが再現されるのかを検討した。長期配偶で異性に好まれると推測されたパターンは異性が示した実際の好みと一致していた。一方,短期配偶では異性の評価基準が反映されておらず,実際と推測にズレがあることが明らかとなった。性戦略の違いの観点から議論した。
天野陽一・若尾良徳
p.57〜p.67, 共同研究につき本人担当部分抽出不可