保育所と家庭を結ぶ連絡帳─対人コミュニケーション機能に注目して─
健康プロデュース雑誌, 9, p. 93〜p.98
連絡帳を用いたやりとりをコミュニケーション行動の一種として捉えて,保育者と保護者とで交わされた発話内容を分類し,言語的メッセージの内部構造を質的に分析した。連絡帳におけるコミュニケーション行動においては,言語的メッセージのルールとして,①情報の確実性の度合の高いものだけを活字として伝達する情報性,②構造化された意図性,③文書化と口頭の使い分けに対する容認性の3つの特徴が確認された。
高向山・若尾良徳
共同研究につき本人担当部分抽出不可