青年のアタッチメントスタイルと不安喚起場面における行動との関連(査読付)
パーソナリティ研究, 12, p.47〜p.58
青年期の自己報告型のアタッチメントスタイルが不安喚起場面での親密な他者との行動に現れるのかを検討した。恋愛関係または友人関係にある18組が実験に参加した。参加者は,不安やストレスを感じた状態で,待合室と称した実験室において,パートナーとの相互交渉および短い分離と再会を経験した。アタッチメントの個人差が,分離再会場面における行動の組織化の差異として現れていることが示された。
p.47〜p.58