体育・スポーツ専攻の大学生が、国家資格受験資格修得のための現場実習にあたって、受け入れる側の意識の状況を調査し、必要な準備を行うための示唆を得ることを目的とした。関東圏の事業者360カ所を無作為に抽出し調査用紙を郵送した(回収率:56.7%)。その結果、現場実習において体育系学生を受け入れた経験のある事業者では、「施設機能の把握」等の全ての項目で、その経験がない事業者と比べ良い印象といえる。受け入れ経験のある事業者においては、福祉系学生と比較して、「施設機能の把握」 に更なる準備が望まれているといえる。