2007年9月の日本体育大学紀要第37巻第1号に投稿採用された研究の児童を対象にした系統研究である。児童(18歳未満)を対象にした社会福祉施設において、スポーツの専門家がどのような点で、あるいはどのような内容の担当について期待されているかを、無作為に抽出した関東圏の施設に調査書を送付して、調査を行った。その結果、障害児を対象とする場合、医療・保健分野が関わることが多いといえる健康支援に期待される傾向がある。また、非障害児を対象とする場合、スポーツ・レクリエーションの支援に期待される傾向があるという結果が得られた。