国際スポーツイベントが開催地域にもたらす社会効果の認識に関する調査:ラグビーワールドカップ2019を事例として(査読付)
運動とスポーツの科学、第26巻・第2号、pp187-195
ラグビーワールドカップは2019年秋、日本で開催され、史上最大となる経済効果をもたらした。では開催がどう地域振興につながったのか。国際スポーツイベントの効果は主に経済効果と社会効果に分けられる。本研究では、W杯開催を支えた開催自治体と地域競技団体の担当者が社会効果をどう認識したかを明らかにすることを目的とし、12開催地の自治体15人と地域ラグビー協会12人の計27人にインタビュー調査を実施した。
松瀬学、山本巧、冨田幸祐
pp187-195