柔道整復師学校養成施設の学生の臨床実習において,臨床実習におけるストレスを,心理的反応と身体的反応により明らかにすることを検討した。実習前後の比較は,状態̶不安尺度(State-Trait Anxiety Inventory), 唾液アミラーゼ活性(salivary amylase activity)及び加速度脈波測定(low frequency/high frequency-MEM)を用いた.結果,実習後に一時的なストレスを示す傾向を示したが,低ストレスの範囲であった。実習前後において変化が認められなかった。