下前腸骨棘剥離骨折の一例
第12回日本柔道接骨医学会
下前腸骨棘は強大な筋の牽引力により裂離骨折が好発する部位である。今回はサッカー競技中のキックにより発生していた。本症例では外固定せず、安静指導と松葉杖による移動によって骨癒合が得られたので報告した。
蓮沼鉄也、樋口毅史、服部辰広、松田康宏、櫻井規子、佐浦宰、浅賀良子
柔道整復・接骨医学12(3)、p.245