拡散相関分光法を用いた手技療法前後の肩甲上部と大腿部後面の血流動態変化の計測
第28回日本柔道整復接骨医学会
医療現場で患者に多く用いられている手技療法は血流促進効果をもたらすと言われているが,それを科学的,客観的に示した報告は極めて少ない.本研究は新しい計測法である拡散相関分光法により手技療法前後の筋血流の変化を非侵襲的に計測した.結果,手技療法前後で手技療法部位において有意な血流増加を認めたことから,手技療法の効果を科学的,客観的に示すことに成功し,手技療法の効果を明らかにした.
松田康宏
第28回日本柔道整復接骨医学会(抄録p.113)