陸上競技・混成競技における採点の等価性の検討－十種競技の場合－

日本体育大学紀要28巻　1号

本研究は、国際陸連が設定している「混成競技採点表」1985年に改正されたが、採点に等価性が認められない場合があることと、走種目の記録が10分の1から100分の1で記録されることになり、それに応じて採点を決める必要があると考え、採点表において1000点の各競技種目の記録に等価性があるかどうかを1964年～1984年までの採点表及び1985年以降の採点表を1980年の世界ランキング50傑の記録から推定した場合と、1985年以降の採点表を1997年の世界ランキング50傑の記録から推定した場合について検討したものである。

菅原勲、石井隆士、水野増彦、日隈広至、正木健雄

ｐ.27～ｐ.30