介護福祉学事典
ミネヴァ書房
介護福祉学の基盤となるスタンダードモデルの理論と方法を提供するための事典のなかで、ふたつの用語を担当した。「リラべリング」は家族療法や認知行動療法といった方法の具体的な手法のひとつであり、状況そのものは変化しなくてもそのとらえ方や意味づけを転換することで変化が期待されるというものである。「非支持的療法」心理療法やカウンセリングの基本となる理論で、対象者の問題解決能力を信頼し、共感を持って話を傾聴するというものである。
日本介護福祉学会辞典編纂集委員会 編纂:井上千津子・白澤正和・住居広士
pp716-717<リラべリング>・ pp720-721<非支持的療法>