大学運動部を取り巻くガバナンス体制の研究:指導者に対する大学の管理の実態に着目して(査読付)
スポーツマネジメント研究13(1)
本研究は、大学運動部を取り巻くガバナンス体制のうち、指導者に対する大学の管理の実態を明らかにしたものである。大学へのアンケート調査の結果、9割以上の大学において学外指導者が運動部の指導にあたっているものの、指導者の選任課程において大学の会議体での審議を経ていなかったり、前任者の移行が大きな影響を与えているなど、大学のガバナンスが機能しづらい状況にあることが明らかにされた。調査・分析・執筆を担当。
松瀬学、佐野昌行、金田竜生
pp.15-27