幼小接続における教育課程の編成に関する研究
こども教育宝仙大学紀要 第8号
幼稚園と小学校における教育課程の接続に必要な方策について、先行研究の積み重ねの過程や成果のつながりを検討することを目的とした。その結果、各自治体から提示された「接続期」の教育課程を基本としながらも、幼小双方の教員による保育環境・方法や教育方法の検討というプロセスを経ることで、事実に裏打ちされた新たな教育課程編成が実現されることが示唆された。これは、子どもの実態把握から創りあげられるボトムアップの教育課程であると言える。
p37~p45