【目的】2018年度に「日本体育大学救命蘇生研究会」を立ち上げ、現在まで2回の研究会を開催した。【方法】2回の研究会の成果と課題について検討した。【結果】両回とも著名講師の講演や懇親会も開催した。学生は研究発表のみならず、ブレゼン技法、質疑応答や学会参加のマナーを学ぶ機会となった。聴講者は在校生・卒業生・教職員のほか、保護者・実習機関の関係者・医療関係者・近隣住民・入学を希望する高校生など多岐にわたり、学科の教育方針についての広報活動としての相乗効果があった。【考察・結語】将来は本研究会を学会として発展させ、病院前医療や救急現場学における学術の発展に挑戦したい。