その他の研究業績等に関する事項

基本情報

氏名 中澤 真弓
氏名(カナ) ナカザワ マユミ
氏名(英語) NAKAZAWA Mayumi

翻訳書、学会発表、講演等の名称

救急救命士養成課程学生が感じた現役救急隊員への憧れ―救急車同乗実習レポートの計量テキスト分析から-

その他分類

国内学会発表

単・共の別

発行または発表の年月

2019/10

発行所、発行雑誌等又は発表学会等の名称

第47回日本救急医学会総会・学術集会

概要

【背景】本学救急医療学科は救急救命士養成施設である。救急車同乗実習の体験発表会を実施したところ、多くの学生が実習に対する感謝と感動を述べた。【目的】救急車同乗実習の経験が学生にもたらした影響を検討する。【方法】救急車同乗実習の課題レポートを計量的手法により分析した。本学科2016年入学生3年次必修科目「救急車同乗実習」履修学生68名(男56・女12)の感想文をKH Coder3.00eを用いて計量テキスト分析を実施した。形態素解析により頻出語を抽出した。学修に関する語のコンコーダンス検索を行い、用いられ方を調査した。出現数25回以上の語にクラスター分析を行った。【結果】総出語数40,222、文章数1,457。100回以上頻出名詞は「救急」「傷病」「現場」「自分」「病院」、同サ変名詞は「実習」「活動」「搬送」「救命」、同動詞は「思う」「感じる」「行う」であった。普段の授業と異なる学びを得て、今後に生かしたいという傾向にあった。シラバスの到達目標「医療知識・技術の確認」「救急医療体制の理解」より、救急隊員の「コミュニケーション」が印象付けられていた。【結論】救急車同乗実習を経た学生は、より一層救急隊員に憧れる。実習受け入れ先の消防機関、救急隊員に感謝する。

共著者等

中澤真弓 須賀涼太郎 宇田川美南 窪田理沙 小倉勝弘 原田 諭 坂田健吾 山藤伸雄 堀口雅司 鈴木健介 小川理郎

掲載ページ数