オーストリアの体育教授学に関する研究―Hans Grollの理論を中心にして―.(査読付) 修士論文(筑波大学)
筑波大学大学院体育科学研究科
本稿は、第二次世界大戦後もヨーロッパの体育思想を先導したオーストリアにおいて、旧西ドイツの陶冶内容選択基準の理論的根拠とは異なる、Wien大学のHans Grollの陶冶内容論に焦点化することで、その後のカリキュラム理論の土台となった彼の体育教授学の科学化への取組みを論じたものである。
245p.