バスケットボールにおけるグループ戦術の構造分析:「運動形式」に着目した構造主義的アプローチ.(査読付) スポーツ方法学研究,15(1),(第16回筑波大学河本体育科学研究奨励賞)
スポーツ方法学研究,15(1)
本稿は、バスケットボールにおける集団戦術を構成する要素であり、2人ないし3人のプレイヤーに共通した行為であるグループ戦術行為を、スポーツ構造の一契機で身体性の属性である「運動形式」という視点から検討することで、一回性的で多様な現象を支え、それに根拠を与えている深層での仕組みに内在する普遍的な法則を明らかにしたものである。
pp. 1-14.