Die letzten Worte von Miyamoto Musashi - Ein Übersetzungsversuch seines „Dokkôdô“- （査読付）

日本体育大学紀要・第36巻・第１号

『独行道』は宮本武蔵最後の直筆の書であり、そこには彼の武士としての人生哲学が端的に語られている。しかしこの書の解釈は百年ほど前に公刊された或る著作に運命づけられ、依然として幾多の誤解を生んでいる。本稿はこの事態の打開に寄与すべく、原典に含まれる全ての単語の文法的相互連関を明らかにすると共に、歴史的諸条件を考慮しつつ各条の内実を解明し、最終的に『独行道』の全体像を再提示せんとする試みである。（独文）

日本体育大学紀要・第36巻・第１号、p.105~120