マウスガード装着による咬筋部表層の生理的変化
日本スポーツ歯学研究会
筋活動によって発生するエネルギーの中、熱エネルギーは血流を介して筋肉に接する皮膚表面に移動すると言われている。したがって筋活動によって発生した熱エネルギーを皮膚表面温度と血流量の変化として測定することにより、咀嚼筋の生理的な変化としてとらえられることが可能と考えられる。そこで、我々はマウスガード装着時と非装着時における噛みしめ時の咀嚼筋の生理的な変化をみる目的でサーモグラフィーとレーザートップラー血流計を用いて皮膚表面温度と血流量の測定を行なった。
依田慶正,鈴木潔,芝華彦,山本郁榮,山本洋祐,安藤信男,栗山節郎
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