運動学習効果を上げることを目的にその内容を充実させるには、指導上の前提条件としてバレーボールの技術を体得し、技能として発揮できるようにすることにより、ゲーム特性及びルールを理解させ、練習ドリルの工夫をしていく必要がある。特に学習指導では、場所・学生の状況・学習時間などの制約条件が伴うので、限られた条件の枠内で運動学習効果を高める必要がある。そこで、運動方法(バレーボール)研究室では、バレーボールの歴史、概要、特性、ルール及びゲーム展開を考慮した上での授業展開や指導上の留意点に着目し、自らが指導者として現場に立つための知識と、実際に相手に分かりやすい手本となる模範実技を習得することを目的とした。また、バレーボール競技の授業が円滑に行われるように、この授業用ノートを作成した。