国際男女バレーボール試合におけるライアップ分析に関する研究（その3）－日本チームのサービス（狙う、避ける、他）と対応した対戦チームのレセプション－

財団法人日本バレーボール協会「テクニカルスタディー2008」

日本チームのサービス(狙う、避ける、他)は、対戦したチームにおいて、レセプション評価は、5-3群に該当し、有効失点となったのか、レセプション得点となったのか。また、レセプション評価は、2、１群に該当し、有効失点となったのか、レセプション得点となったのか。避ける選手へのサービスで同様となったのかを分析し、日本のサービスと対戦チームのレセプション評価との相互関係をみて、日本の男女チームの現状を把握することを試みた。サービスをして対戦チームのレセプション評価が、5-3の群に該当したら、多くはレセプション得点となる可能性が高く、それをいかに2,1群の評価に該当させるか。レセプション指数から、狙う選手と避ける選手を指定し、実行させるのも考えられた。本対象試合では、他の選手へのサービスの傾向であったが、これを日本チームでは、狙う選手としていたのか、どの方式でサービスを実行させていたのか検討する必要性がみられた。

島津大宣・泉川喬一・山下茂・坂井充・田原武彦・金子美由紀・松田敏男・遠藤敏郎・根本研・亀山紘美・南匡泰

p.129～136　共同研究につき本人担当部分抽出不可能