スピードスケート女子500m競技における世界一流短距離選手のレースパターン
トレーニング科学 18(4)
本研究の目的は、世界一流女子短距離選手の500m競技におけるレースパターンの特徴を明らかにすることであった。対象は、ソルトレイクシティー冬季オリンピックの500m競技に参加した女子選手であった。その結果、インスタートレースでは平均滑走スピードの最大値出現までの加速、アウトスタートではより大きな平均滑走スピードの獲得とその維持が重要であることが示唆された。
湯田淳、青柳徹、高松潤二
p.387~p.395