スピードスケートチームパシュート競技におけるレースパターンに関するバイオメカニクス的研究
日本オリンピック委員会/日本コカ・コーラ スポーツ科学基金(アクエリアス基金)2007年度研究報告書
本研究の目的は、スピードスケートチームパシュート競技におけるレースペースの変化や先頭交代での選手の動きなどからレースの実態を明らかにし、滑走時の空気抵抗の影響と関連づけて検討することによって、競技力の向上に役立つ知見を得ることであった。この目的を達成するため、風洞実験が8名の男子スケート選手を用いて実施され、フォースプレートを用いて異なる隊列滑走状況下における空気抵抗力(抗力)を測定した。
湯田淳, 青柳徹, 高松潤二, 山辺芳, 鈴木恵一
p.90~p.100