スピードスケートにおける陸上トレーニング手段としてのカーブ滑走模倣動作のバイオメカニクス的研究
スポーツ方法学研究21(2)
本研究の目的は,スピードスケートにおける陸上トレーニング手段の一つであるカーブ滑走模倣動作を分析し、陸上トレーニングの指導に役立つ知見を得ることであった。得られた結果をまとめると左股関節伸筋群による最大パワー発揮能力の向上,膝関節伸筋群による深い関節角度での伸展パワー発揮能力の獲得といったトレーニング効果が期待できることが示唆された。
湯田淳,村田正洋,田内健二,青柳徹
p.125~p.137