「特定宗派多数地域の公立学校における政教文理に関する研究-米国の「進化論」論争を手がかりとして-」
日本学校教育学会第16回大会自由研究発表(於:名古屋学院大学)
少数派であるはずの創造論者が、特定地域で多数を占めることによって、教育内容決定プロセスに重大な権限を持ちつつあるという実態を明らかとした。また、教員の意識調査や裁判事例を時系列的に検討することによって、創造論者の運動が、単純に無条件の信教の自由を求める運動ではないことを明らかとした。