「学校共同体の意思決定の正統性に関する一考察」
日本学校教育学会第27回自由研究発表
近年の学校参加をめぐる議論の中では、文化的、社社会的要因でそうした活動に関与できない(もしくは関与しようとしない)人々の見解の相違を真剣に論じることはされてこなかった。そこで、本報告では、学校共同体への参加者が時間的・文化的制約によって限定されたとしても,そこで下された意思決定が学校運営に反映されていることが正当であることを示す手続きを、近年の教育行政学の議論を参考にしつつ模索した。