GPS機器を利用した大学サッカー選手における各ポジションのTime-motion分析(査読付)
コーチング学研究, 27(2)
本研究では,大学男子サッカー選手を対象に,試合中の各ポジションにおける全ての選手(DF: n=8, MF: n=6, FW: n =6)の動きの特徴をGPSによるTime-motion分析を用いて検討した.その結果,男子サッカー大学レベルでは,DFに比べ,MFおよびFWの方がより有酸素性能力が要求される可能性があることを示唆された.本研究の結果より,パフォーマンスの向上のためのフィジカルトレーニングプログラムを作成する際には各ポジションの動きの特徴を考慮することが重要であると思われる.
向本敬洋,伊藤雅充,河野徳良,野村一路,西條修光.
p.215~p.223